災害への取り組み
東日本大震災関連情報(バックナンバー)
関連ニュース
- 2011/05/30
- 救護班等の活動状況について
大震災発生から2ヶ月半が経過し、被災地では、依然多くの問題がありますが、徐々に復興の様子も見られます。
これまで、被災地支援の一環として、岩手県への医療チームの派遣を行ってきましたが、他チームの引き上げ状況等を見つつ、今後の活動について検討しております。現時点で和歌山県チームは、6月末まで派遣を継続する予定です。
また、福島県立医科大学への支援について、現地では未だ予断を許さない状況ですが、被ばく患者の受診がほとんどないことから、先週末で派遣を中止することとなりました。しかし、支援が必要な状況になれば、すぐに派遣できるような体制は引き続き維持していきます。
- 2011/05/2
- 救護班等の活動状況について
救護班からの報告で、患者数も大幅に減り、今後どこまで継続するか検討が必要。4月末で引き上げたチームも多く、逆に需要が増える可能性もあるが、連休明けの状況を見て、和歌山県医務課と相談します。
また、被災により供給が不足していた物品(医薬材料等)については、連休明けにほぼ改善される見通しです。
- 2011/04/25
- 救護班等の活動状況について
岩手県から和歌山県に6月末までの継続的な支援要請が正式にありました。これを受け、5月以降も県として救護班を派遣することとなり、本学も和歌山県チームの一員として参加を継続します。
福島県立医科大学附属病院への被ばく医療支援についても、引き続き5月末まで医師派遣を継続します。
- 2011/04/14
- 救護班等の活動状況について
救護班第9班が第8班(国保日高総合病院)からの引継ぎを受け、12日から現地(岩手県山田町豊間根地区)で活動しています。
また、福島県立医科大学附属病院被ばく医療体制支援として、引き続き本学の医師が活動しています。
14日に院内において、4月4日~4月8日まで学会の要請を受け宮城県沿岸部市町村に派遣されていたリハビリテーションスタッフから、現地活動状況について報告があり、脊髄損傷患者の安否確認や、必要な物資の搬送等を行いました。
災害から1か月以上が経ち、救護班が活動している山田町は、復興しつつある地区もありますが、まだまだ復興が進んでいない地区もあり、混在している状況です。
現地での災害医療活動も、救護所の集約等の検討がなされている模様です。
本院は、引き続き、岩手県をはじめ被災地への支援を行っていきます。
- 2011/04/08
- 本学では、東日本大震災に対し、これまで、①DMATの派遣(花巻空港)、②救護班の派遣(岩手県山田町)、③福島県立医大救急部への派遣等の支援を行ってきました。
特に②、③については、現在も継続して支援しており、今後も現地の要望に応じて対応する予定です。さらに今後、「こころのケアチーム」の釜石市への派遣、脊椎障害医学会からの要請で、リハビリテーションスタッフの派遣、小児科学会からの要請で小児科医を岩手県に派遣するなど多方面にわたる支援を行ってまいります。
- 2011/03/30
- 救護班等の活動状況について
29日午後、救護班第4班が第3班(社会保険紀南総合病院)から引継ぎを受け、現地(岩手県山田町豊間根地区)で活動しています。
また、福島県立医科大学附属病院においても、引き続き本学の医師が3月31日まで活動しています。4月1日以降も本学から別の医師を派遣する予定です。
28日に院内において、帰院した救護班第2班から、現地での活動状況について報告があり、3日間で、のべおよそ190人を診察したとのことです。併せて救護所や往診先での具体的な活動状況についても報告がありました。
また、福島県立医科大学附属病院に3月20日~25日の間、派遣されていた医師からも報告があり、福島第1原発で発生した作業員3人の被ばく事故への対応結果について報告がありました。
本院では、派遣隊員について帰院後に健康診断を行い、フォローを行う予定です。
- 2011/03/25
- 救護班等の活動状況について
救護班第1班が3月23日夜に帰還し、本日、院内において現地での活動報告を行いました。現地(岩手県山田町豊間根地区)は、地元の薬局が復旧するなど改善傾向にあるようですが、いまなお、ガソリン不足などの状況が続いていると報告されました。
福島県立医科大学に派遣されている医師からは、昨日発生した福島第1原発での事故による放射線被ばく患者への対応について報告されました。また、本日、交代の医師が福島県立医科大学に向け出発しました。
- 2011/03/23
- 救護班等の活動状況について
救護班第1班が3月20日~22日の3日間の活動を終え、本日夜帰還する予定です。第1班は、岩手県下閉伊郡山田町豊間根中学校救護所を中心に、のべ160名の患者さんに対して診療を行いました。
本日から、引き続き第2班(7名)が活動を行っています。
また、被災地の救急医療支援のため、3月20日~25日までの間、本院救急集中治療部の医師を、福島県立医科大学附属病院に派遣していますが、継続的な支援の要請があるため、26日以降についても、本院救急集中治療部の医師を派遣することとなりました。
- 2011/03/22
- 救護班第二班の出発について
本日午後、救護班第二班(7名)が岩手県に向けて出発しました。現地で第一班からの引継ぎを受け、引き続き下閉伊(しもへい)郡山田町豊間根(とよまね)中学校救護所を中心に、明日23日から救援活動を行う予定です。
なお、第一班は、23日夜、本院に帰ってくる予定です。
- 2011/03/21
- 被災地での救護活動について
当院の救護班は、岩手県宮古市に隣接する山田町豊間根地区を中心に診療活動を行っています。活動拠点は避難者の多い豊間根中学校ですが、他の避難地区への往診も行っています。
現地からの情報を得て、次の救護班では、不足する薬品を追加し、薬剤師をもう1名増員します。
福島県での活動は、福島県立医大救命救急センターのスタッフと共に、被災者を含めた救急患者の治療にあたっています。
- 2011/03/19
- 救護班の出発について
本日午後、7名からなる救護班が岩手県に向けて出発しました。宮古市での救援活動を行う予定です。
第二班は22日に出発予定です。
また、福島県立医科大学附属病院での救急医療支援のため、明日から、救急集中治療部の医師を派遣することを決定しました。
- 2011/03/17
- 救護班の派遣について
当院では、県からの要請に基づき、救護班を編成し、すでに17日午後に出発が可能な体制をとっています。
今後、県から正式な要請が入り次第、現地に派遣します。
なお、関西広域連合で和歌山県は岩手県を担当することになっており、派遣先は、岩手県内の予定です。
- 2011/03/16
- 東北地方太平洋沖地震における当院の取り組みに関して
このたびの地震により被害を受けられました皆様に、心からお見舞い申し上げます。
3月12日午前3時30分、国及び県よりDMAT派遣要請があり、当院職員5名 (医師2名,看護師2名,事務1名)が同日午前6時50分伊丹空港発の自衛隊機で岩手県花巻空港へ向い、現地において医療活動を行い、3月16日全員無事に帰還しました。
- 2011/03/16
- 東北地方太平洋沖地震に伴う診療体制について